2011年2月3日木曜日

グリーンは成長の指標か Newsweek 2011/2/9

少し更新が滞っていますが、今回も雑誌について。
先週も読んだNewsweekです。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2011年 2/9号 [雑誌]

阪急コミュニケーションズ (2011-02-02)


ところで脱線しますが、「AERA」っていう雑誌ありますよね?
ちょっと前に知り合いと話していたときにその知り合いがAERAの話を出したんですが、
「AERA=経済誌」のような印象を持っていたんですよ。
AERAって読んだことありますけど経済誌じゃないですよね?
うまくカテゴライズできませんが、なにかといえば社会誌というか。
2つを天秤にかければどちらかというと私が読んだNewsweekの方が経済誌に近い気も。


本題に戻ります。

エジプトで大規模なデモが起こっているとのことで
インターネットが遮断されたりだとか、
インターネットを経由せずツイッター投稿できる方法がでたりだとか、
グーグル(だったかな?)の幹部らしき人がカイロで行方不明になったりしていますね。
その件で写真が掲載されているんですが、非常にリアル。
40ページあたりに載っていた、巨大な炎をバックに男性が写った写真。
デモを物語るとか、そういう描写ではありませんが
非常に印象に残る写真だと感じました。
報道写真のリアリティーというものをまざまざと感じさせられます。

ところで、この雑誌の表紙は「エコ企業ランキング」とのことで
いわゆる環境意識の高さだとか環境に対しての実践行動を総合評価したランキングを掲載していました。

1位がIBMだということなんですが、ここで一考。
「IBMって今何の会社なのか?」と。
確かパソコン関係の事業を中国のレノボ(Lenovo)に売却していたはず。
ということでちょっとグーグルさん→Wikipediaへ。

IBM社PC部門買収
2004年12月、レノボはIBMからPC部門を12億5千万ドルで買収することを発表した。IBMはこの取引により、コンシューマー化し利益の出にくいPC事業を切り離し、企業向けのサーバー、ソフトウェア、サービス事業に注力した経営に転換していくと予測された。レノボはこの取引を「強強連合」と銘打った。また「IBM」及び製品ブランドである「ThinkPad」などの商標を5年間維持するとした。このことから同社の目的が世界市場に打って出るためのブランド力の獲得にあったとも分析された。
- from  wikipedia
ということでコンシューマ部門の切り離しということだったようです。 
道理で最近IBMを目にしないわけです。

今のも脱線なわけなんですが、つまるところ
「グリーン企業=成長企業」となるかということですよね。
環境破壊が叫ばれるようになってから企業、特に製造業に該当する企業が
こういった環境配慮というものを重視させられる傾向になりました。
しかしながら、エネルギーなどは資源を利用しないと生産できないわけで、
企業活動に支障をきたすからなかなかできないというわけです。

つまり一般的な製造業で考えると
「グリーン企業を目指すと単純に成長企業からは遠ざかる」ということです。
ドラえもんの世界では水しか排出しない車なんていうのもありましたね。クリーンエネルギーでなおかつ低コストなんていう夢のような話はいつか実現するんでしょうか。

グリーンということでこんなのも見ていただければ。
これはやられた!パーフェクトなデザインの紙のペットボトル(greenz.jp様)


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